XMゼロ口座の特徴
XMゼロ口座は、極めて低いスプレッドと透明性のある手数料体系を採用している口座タイプでございます。取引コストを抑えながらスキャルピングや短期売買に適した環境を提供しており、多くのトレーダーがコスト重視で選択されております。通常のスタンダード口座やマイクロ口座と異なり、スプレッドは0.0pipsから提示される一方で、別途取引手数料が発生する仕組みになっております。
XMゼロ口座の手数料体系
XMゼロ口座では、取引手数料は「片道3.5ドル/1ロット(100,000通貨)」、往復で「7ドル/1ロット」と設定されております。つまり、取引開始時に片道分の3.5ドル、決済時に片道分の3.5ドルが自動的に差し引かれます。
- 1ロット(100,000通貨)取引:往復7ドル
- 0.1ロット(10,000通貨)取引:往復0.7ドル
- 0.01ロット(1,000通貨)取引:往復0.07ドル
このように、取引数量に応じて比例計算されるため、小ロット取引の場合は非常に低コストで取引が可能でございます。
手数料計算の具体例
- USD/JPYを1ロット取引した場合
新規エントリー時に3.5ドル、決済時に3.5ドルが発生し、合計7ドルが取引コストとなります。 - EUR/USDを0.3ロット取引した場合
1ロットの往復手数料7ドルに0.3を掛け、2.1ドルが往復コストになります。 - GBP/JPYを0.05ロット取引した場合
1ロット往復7ドルに0.05を掛け、0.35ドルが往復コストになります。
このように計算は極めてシンプルで、取引数量に手数料を比例配分するだけでございます。
スプレッドと手数料の総合コスト
ゼロ口座はスプレッドが狭いため、実質的な取引コストは「スプレッド+手数料」で算出することが重要でございます。例えばEUR/USDの場合、平均スプレッド0.1pipsに1ロット往復7ドルを加算して総合コストを判断いたします。スキャルピングなど短時間で小幅な値動きを狙う取引では、この低スプレッド+固定手数料が大きなメリットとなります。
手数料を意識した運用ポイント
- 大ロット取引では手数料総額が大きくなるため、短期売買ほど口座選びが重要でございます。
- 小ロットでの練習やEAのテストでは、手数料が非常に低額となるため、コストを気にせず検証が可能です。
- 取引通貨ペアによってスプレッド差があるため、手数料と合わせた総合コストを基準に比較検討することが有効です。
まとめ
XMゼロ口座の手数料は1ロット往復7ドルであり、取引数量に応じて比例計算されるシンプルな仕組みでございます。スプレッドが極めて狭い分、短期売買やスキャルピングに最適化されており、総合的な取引コストを抑えられることが大きな魅力でございます。